3104丁目のオタク小屋

ゲーム。プラモ。アニメ。マンガ。ウォーハンマー 。たまにその他。役に立たない1000文字系短文駄文です。

【音楽日記】『C.B.Jim』がサイコー過ぎるマン。

オンガクの話です。

今月は珍しくCDを1枚も買ってないコトもあり、最近はあいぽんに入れている昔のアルバムをよく聴いてます。中でもウチの中で第24次ブームがきててめちゃんこヘビリピしているのがB.J.C.の3rdアルバム『C.B.Jim』。f:id:Wacky244:20170926103337p:imageB.J.C.のアルバムの中でも特に「名盤」「傑作」の呼び声が高いヤツですね。

あ、どうでもイイことですが、ウチは個人的に「3枚目のアルバムは傑作が多い」と密かに思っているんですよね。デビューアルバムである1枚目、その流れを汲み進化した2枚目、そして3枚目で最初の到達点に達して、4枚目からまた新たな方向性の模索が始まる…とまぁそんな風に勝手に思っているワケです。そのグッダーな例がこの『C.B.Jim』。1枚目の『Red Guitar~』で世に出て2枚目『BANG!』でさらに加速したブランキーワールドが最初の臨界点に達したのがこの3枚目『C.B.Jim』だったと思ってるんですよ。ホントに初めて聴いたときの衝撃も凄かったし24年経った今聴いても抜群にカッコイイ。そんなバケモノみたいなアルバムなんですね~。ちなみに先ほどの「3枚目アルバム傑作説」ですが今んとこB.J.C.以外に良い例が全くナッシンなので誰か良い例があれば教えて下さい。はい。

そんなモンスターアルバム『C.B.Jim』ですが…分かっていたけど…いやぁやっぱりホントに凄いアルバムですわ。リリース時からずっと狂ったように聴きすぎたせいで、ちょっとお腹いっぱいになっちゃってあんまり聴かなくなってたのですが、改めて聴いたらやっぱりサイコー過ぎますね。「B.J.C.ってどんなバンドなの?」って聴かれたら、「このアルバムを聴けばわかる」と言い切れる…そんなB.J.C.のミリョクが詰まりきったアルバムなんですよね~。

B.J.C.のミリョクと言えば、ベンジーこと浅井健一イノセンスな世界観とベンジーのギター、照ちゃんのベース、達っつあんのドラムだからこそ生まれたサイコーに痺れるサウンドだと思うんですが『C.B.Jim』はその両方をもう存分に味わえるんですよね。

ゴリゴリのロックンロールサウンドに乗って「新しい国が出来た人口わずか15人。それも全員センスのない単車乗りばかりが揃ってる」という痺れる歌詞から始まるオープニングトラック「PUNKY BAD HIP」のヤバいくらいのカッコ良さ。

Zeppelinの「Rock and Roll」ばりのヤバいドラムイントロだけでテンチョン爆上がり待ったなしのロケンローキラーナンバー「D.I.J.のピストル」のヤバいくらいのカッコ良さ。

弾むようなギターサウンドに乗せて何気ない冬の一日の弾けそうなくらいの喜びを歌い上げる「ライラック」のヤバいくらいのイノセンスなカッコ良さ。

まさにアイスキャンデーのように透き通ったギターイントロから始まるロードムービーを見ているような名曲「ICE CANDY」のヤバいくらいのカッコ良さ。

聴いてるだけでどうしようもなく身体が動き出しありったけの金を持って3104丁目に行きたくなる「3104丁目のDANCE HALL に足を向けろ」のヤバいくらいのカッコ良さ。

そして…美しいギターの旋律で静かに幕を開けるクロージングトラック、照ちゃん作曲の名曲中の名曲「悪い人たち」。人間のどうしようもない業と美しさを歌い切ったこの奇跡級の大作で傑作アルバム『C.B.Jim』は静かに終わりを迎えます。

とにかく…すんごいアルバムなのでロケンローを愛する人類なら一度は聴いて欲しい。なんだったら「悪い人たち」だけでもイイから聴いて欲しい。こんなに素晴らしい曲を聴いたことが無いなんてモッタイナイとウチは切に思うワケなんですよ。そんなワケで…『C.B.Jim』をオススメしてみました。良かったら聴いてね。(1590文字)