3104丁目のオタク小屋

ゲーム。プラモ。アニメ。マンガ。ウォーハンマー 。たまにその他。役に立たない1000文字系短文駄文です。

『ファイナルファンタジー』の思い出マン。

先週の話になりますが、ついに発表されたみたいですねー『FF15』の発売日が。
TwitterのTLの流し読みレベルでしか知りませんが、なにやら大規模な発表会をやったみたいで景気のイイ話で何よりです。TLによりますと、ヒゲの目の前でCG映画の製作発表をおこなったりと相変わらずトバしてたご様子。相変わらずキマってますなぁ…さすがは開発期間11年の超大作、あとは無事に発売されてホスト達がちゃーんと成仏できるコトを祈っております。合掌。
さすがにこの歳になりますと、今の超美麗グラでホスト顔達がグイグイくるFFシリーズは胃もたれしますので『FF10』を最後にプレイしておりませんが、気付けば『15』まで来てるんですねぇ。兎にも角にも、浮き沈みの激しいゲーム業界の最前線でシリーズ15作まで続けてるっては偉業だと思いますわ。マジリスペクトっす。

ウチは記念すべき『FF1』をリアルタイムで遊んでた懐古厨世代なので、どうしても『FF7』以降に対してはもにょるトコロがあるのですが、逆に『FF7』以降が初体験の世代では「ポリポリ美麗グラ」で「ドラマチック」なRPGこそが『FF』シリーズってイメージでしょうし、そのあたりはジェネレーションギャッピングってヤツですな。ていうか、よく考えずとも初代の時代から王道の『ドラクエ』に対して、いつも挑戦的でアバンギャルドな作品でしたなぁ…『FF』ってのは。
まぁそんなメデタイ機会なので『15』発売記念にかこつけて懐古厨のジジイが歴代『FF』をかるーく振り返ってみるとしますよ。といってもこの駄文を読んでるのは約1名ほどなんですが、その1名様は運が悪かったと思ってウチの内勤中のヒマツブシにお付き合い頂きたい。許せ!!

『FF1』(1987年 FC)

記念すべき第一作目。1987年発売ですから今から19年も前になるんですよねー。懐かし。 
『FF』シリーズと並び称される『ドラクエ』の1作目が前年1986年に発売。「RPG」ってモノが『WIZ』や『ブラックオニキス』『ウルティマ』等を遊んでたその筋のニンゲンから一般ピーポーにも解放され、当時小中学生だったクソガキどもが初めて目にするRPGにキャッキャしてたコンシューマRPG黎明期に颯爽と降臨したのがこの『FF1』でした。ただウチの周りでは誰も買っておらず、独り寂しく『ファミコンマガジン』の攻略記事を読んでた哀しき思い出も詰まった作品。でも一作目にして「4人パーティ」「ジョブ選択」「ジョブチェンジ」「サイドビューの戦闘画面」等々、『FF』らしい革新的なシステムが詰まった傑作RPGでしたねー。RPGと言えば『ドラクエ1』だった当時のガキンチョには革新的すぎて、最初のジョブ設定で「戦士、モンク、モンク、盗賊」みたいに訳ワカランパーティ編成にして阿鼻叫喚になったのも素敵なメモリー。いや、クリアは出来んだけどね。他には序盤のボスを倒した後に初めてタイトルが表示されたりと、1作目からドラマチックな作りでしたねぇ。完全オリジナルな『ドラクエ』と違って、コチラはモンスターや世界観にどことなく『D&D』っぽさが見られたりして、ちょっぴりオトナな雰囲気だったのを覚えていますわ。当時、遊ぶ相手もいないのに『D&D』のルールブックを買ってたりしてたイヤなガキンチョだったウチは「これこそワイの求めてた世界やねん!!」とひとりコーフンしてましたなぁ…黒歴史

『FF2』(1988年 FC)

本格的にFF人気に火がつきだした2作目ですね。1作目と違いキャラクター達に最初から名前、プロフィールが決められており、映画のようなドラマチックなストーリーをガッツリ楽しむっていう『FF』シリーズの大きな特徴が早くもこの2作目で出てきてますねー「のばら」とか「のばら」とか。しかーし、そういったシナリオの演出面だけでなくシステムもゴリゴリ尖っているのが『FF』シリーズ。この2作目では今ではメジャーな「熟練度」システムを早くも導入。武器や魔法は使うほど熟練度があがり威力アップ、HPもダメージを喰らうと増えていく当時最先端のシステムでしたが、あまりにも最先端すぎて、戦闘が始まると敵をほったらかして味方同士で殴り合いHPを増やしまくるという異常事態が日本中で発生。序盤にしてHPモリモリのキャラになってしまいゲームバランスが崩壊、当時ジャンプで連載してた「ファミコン神拳」コーナーでボロクソに酷評されたほろ苦い作品でしたなぁ。売りだったドラマチックなシナリオも、ドラマチックすぎてとりあえずキャラがよく死んだ記憶しか残ってません。「上から岩が転がってきて死ぬ」「封印を解くために力尽きて死ぬ」「よくワカランけど戦って死ぬ」…とにかく死ぬ。「太陽にほえろ」の刑事なみに死にまくる。でもってあのクッソ長いラストダンジョン。「シェイド」~「パンデモニウム」ではみんな吐きそうになったもんです。あと「アルテマ」な。18年経つけど今でも「アルテマ」だけは許さない。まじ許さんからな!!

『FF3』(1990年 FC)

先進的すぎた『2』に反省したのか、呪われた熟練度システムを廃止して1作目に先祖帰りした3作目。主人公たちはまたもや名無しに戻り、『FF1』同様「ジョブシステム」を導入。『FF』シリーズの代名詞とも言える「ジョブシステム」はこの3作目でほぼほぼカタチになった気がします。その「ジョブシステム」も1作目と違っていつでも変更可能。場面に応じてジョブを変更して対応するって感じで遊び方がぐいーんと広がった気もしましたが、実際は特定のジョブじゃないと吐きそうな場面もあったりして痛し痒し。主に「魔剣士」とか「魔剣士」とか「魔剣士」とかさー …「あんこくけん」!!
あと「召喚魔法」が初登場したのもこの『3』だった気がしますねー。
ストーリーに関してはすでに記憶の彼方で覚えていませんが、ラストダンジョンのことを思い出そうとすると何故か吐き気に襲われるので恐らく大変な目にあったのでしょう。ノーセーブでクッソ長いダンジョンを歩かされたりとか、中ボス戦で全滅させられてラストダンジョンやり直しとか。…うん、吐き気してきた。ウゲー。

『FF4』(1991年 SFC

4作目にしてついにハードがSFCに変更。『FF』シリーズお得意のドラマチック演出がパウワーアップした名作と名高い『FF4』ですねー。前作『3』から一転、今度は『2』に近いストーリー重視の手触りの作品にジョブチェンジ。ここらあたりから「システムの奇数ナンバー、シナリオの偶数ナンバー」とか言われ始めたんじゃないですかねー? …え? 言わなかった??? マジかよ?
そんな『4』ですが、シナリオ重視の『2』風味なので『2』と同じようにキャラがガンガンドロップアウトしていった記憶。とりあえずスクウェア開発陣はキャラをブッコロして涙腺スイッチを押さそうとしたり、主人公の友人を闇堕ちさせたりする悪いクセがあるようで、この辺りは如何なモノかと愚考する次第であります。あと主人公のセシルがカッチョイイ暗黒騎士から勝手にパラディンにジョブチェンジさせられて憤慨した思い出あり。暗黒騎士のままでイイじゃーん。他には「アクティブタイムバトル」が初めて導入されたのもこの『4』でしたっけ?  ちなみにウチ的にはこの辺の作品から徐々に記憶の混濁が起こり区別がつかなくなっております。早すぎる老化現象。つら。

FF5』(1992年 SFC

奇数ナンバーの5作目。ということでシステム寄りの『FF』ですね。『1』『3』のジョブシステムの完成形とも言える「ジョブチェンジ」+「アビリティ」システムが導入された名作ですな。おそらくオールド『FF』ファンには一番人気のあるシリーズ作品じゃないですかね? 主人公達は名前ありでシナリオも重視しながらも、ジョブシステムでシステム的にもガッツリ楽しい一粒で二度美味しい『FF』。などと知ったかぶりで「名作」とか言っちゃってますが、正直のトコロ老化のせいかほとんど記憶に残っておりませぬ。今書いたコトもwikiで調べました。wikiサイコー!! ちゃんと発売日に買ってもちろんクリアまで遊んだのですがビックリするぐらい覚えてないんすよねー。wiki見たら主人公バッツって書いてましたけどバッツって誰だっけ? ガラフはかろうじて覚えてるんだけどなー…バッツ…いたっけ?

FF6』(1994年 SFC

はい、6作目ー。楽しいジョブチェンジシステムから、またもやキャラ固有ジョブに変更。こうやって見るとホント行ったり来たりですなー『FF』ってヤツは。物語冒頭でいきなり魔導アーマーが出てきて、ちょいスチームパンクっぽい雰囲気で「ほほーん」ってなった記憶。あと『FF6』はケッコー覚えてますよ!! 確かジジイにショボイ魚喰わせるとジジイが死んだり、浮遊大陸でギリギリまで粘らないとシャドウが死んだりするヒドイヤツですよね? あとオペラとかあったような記憶も微かに…
で、ラスボスはみんな大好きケフカさん。歴代ボスの中でもなかなかのキレっぷりで老化の進んだウチの脳みそでも覚えてますよ。ちなみに『3』『4』のボスは記憶から消えておりまする。はい。

FF7』 (1997年   PS)

はい、みんな大好きポリポリの『FF7』ですネー。ある意味、今の『FF』の方向性を決めたとも言えるトドメの一本。とにかくインパクトはハンパなかったです。『トバルNo1』についていた体験版のリヴァイアサンだけでもゴハン3杯はイケちゃうくらいのマジすっごいインパクトだったんですわ、当時は。そりゃ今から見るとしょっぱいグラですが、当時のクソガキ衆にとっては驚天動地で天変地異レベルのグラフィックで全失禁。オマケにノムリッシュのオッパイにも全失禁。そんなトンデモナイゲームだったんですよ!! ホントに。ご存知の通り、余りに人気があり過ぎて今に至るまでスピンアウト作品や映像作品も作られ続けている超ド級人気作。もう死ぬことすら許されないゾンビのようなと言うか、ゴクツブシの息子達の食い扶持を稼ぐために老体に鞭打って働いてるオジイちゃんを見るような痛々しい気分になっちゃうくらいの人気作。何やらリメイクもされるみたいですが、もういい加減成仏させてやっても宜しいのではないでしょうか? 
あとウチのバイト仲間だったウッスンが花売りヒロイン(名前忘れた)の死亡イベントにマジギレしてたのも生暖かーい思い出。ウッスン元気かなぁ…

FF8』(1999年   PS)

FF7』のインパクトが強すぎたせいか、イマイチ記憶に残っていないのがこの『FF8』。頑張って思い出そうとしましたが「ドローシステム」「おはろー」「好きになーる好きになーる」と等の断片的な記憶しか出てきません。恐らく『FF3』同様ツラい事があったんでしょう。ウゲー。

FF9』(2000年   PS)

2作続いたノムリッシュ路線から一転、古き良き時代のスメル漂うのがこの『FF9』。でも遊んでないんっす。だから思い出なし。以上ッ!!

FF10』(2001年   PS2)

えーと…どれでしたっけ? ジェクトシュートのヤツでしたっけ? FC版『キャプテン翼』の続編と一部で言われてたヤツですよね? 一応クリアはしましたよ。でも「ラスボスはエストシーモア」しか覚えてないっす。あとショウカンジューがクッソ強くて、ラスボスが一瞬でお亡くなりになってたような… ちなみにアーロンはカッチョ良かったです。はい。

FF10-2』(2003年   PS2)

ユ・リ・パ!!  以上。


…とまぁ、こんな感じっすかねー。

この後も栄光の『FF』ナンバリングの歴史はサイヤ人編並に続いていくワケなんですが、ウチが遊んだのはココまでなのでオシマイ。後半はほとんど記憶から消え去っておりさらーっと流しましたが、まぁノムリッシュなので勘弁してくんさい。
でも冒頭でも言ったようにシリーズ15作まで続けるってのはガチで偉業だと思うので、これからも『FF20』や『FF45』てな具合に永遠に続けていただき、時代のガキンチョ共をファルシでルシでコクーンな世界に引きずり込んで頂きたいモノです。心の底よりそう思いつつ、末永ーく生暖かーく応援させていただきますぞよ。ノムリッシュガンバレヨー。