3104丁目のオタク小屋

ゲーム。プラモ。アニメ。マンガ。ウォーハンマー 。たまにその他。役に立たない1000文字系短文駄文です。

【ウォーハンマー日記】AoSの物語がたまらんマン。

更新です。ウォーハンマーです。今回はペイント関係なしのガチ駄文です。画像も一切無しのガチ駄文なのでご了承下さいませませ(さだまさし風)

私がウォーハンマーの存在を知ってからそろそろ2年弱になりますが、相変わらず塗り専でゲームは一切プレイせず、世界観や細かい設定やらもほとんどがワケわかめのまま今に至っております。

まぁゲームの方は元々そんなに興味は無かったのですが、オタクにありがちな設定厨みたいなところが私にも大いにあり、最近ではペイントよりも物語や設定等に興味津々なワケであります。

ゲームをプレイする趣味人にはユニットのスペック情報が重要でしょうが、塗り専の私にとっては、ユニットのスペックより、そのユニットの設定や物語の方がぐぐっとくるんですよね。そうした背景がわかると思い入れポインツがアップしてペイントにも熱が入るってもんですし。

そうしたイカした情報はバトルトームやコデックスにざっくりと載っているらしいのですが、安月給&お小遣い配給制のわが身では、バトルトームに費やすマニーがあればフィギュアとカラーに突っ込みたいワケでして…恥ずかしながら、未だ1冊も持っておりませぬ。なので公式サイトの情報や毎月の『ホワイトドワーフ』の特集記事でちょこちょこっと補完していってます。

ご存知の通り、ウォーハンマーにはSF系『40k』とファンタジー系『AoS』の2ラインがありますが、私が塗っているのは基本『AoS』のみです。元々SFよりも「剣と魔法の物語」の方が好きだったので必然そうなったのですが、このシグマーの物語がなんというか…めちゃ重厚で読み応えあるんですよね。世界観や設定の奥深さ(だけ)で言えば、あの『指輪物語』にも匹敵するんじゃないかな?と個人的には思っています…ま、読み応えと言っても公式サイトの説明レベルでしか知らないんですが。

この『AoS』、詳しいことは知らないですが元々は『ファンタジーバトル』という名前で舞台も「オールド・ワールド」という中世欧州的ザ・ファンタジーワールドだったそうっすね。で、そのオールド・ワールドが混沌勢に負けちゃってパッカーンと壊れ、代わりに新しく生まれた世界が「定命の諸領域〈モータルレルム〉」でそのモータルレルムを舞台とした物語がみんな大好き『AoS』。

その『AoS』もいくつかの時系列に分かれており、今のとこは「神々の時代」「混沌の時代」「エイジ・オブ・シグマー」の各時代に分けられているみたいっすね。

「神々の時代」とは、オールド・ワールドが崩壊して虚無ワールドをぶっ飛んでいたシグマー神が、すっごいドラゴンの助けを得て無事モータルレルムにアライバル。そこでアチコチを探索してジョインした他の神々と協力しながら、モータルレルムに住む原始人的ピープルを保護&文明化していった育てゲー的時代っすね。当時は色々な神々と同盟を組み一致団結してモータルレルムを盛り立てていたみたいで、あの悪名高いナガッシュ君とも同盟を組んでいたみたいです。ナガッシュ君はオールド・ワールド崩壊後、封印されていたらしいのですが、シグマー君に無事助け出されて、その恩義に報いるため同盟インしたとか何とか。ああ見えて割と恩義や盟約を大事にする骨らしく、実は結構イイ骨っぽい雰囲気を醸し出してましたが、お察しの通り、やっぱ悪い骨だったので今はエライことをやらかしてます。

そんな感じでしばらく秩序/死/破壊の混合神同盟で頑張って、混沌勢の侵攻も撃退していたのですが、基本神様はワガママ放題なのでお約束のように同盟は崩壊していきます。

ガッシュ君はだいたい悪いことばかり考えてるからフェードアウト。脳筋神ゴルカモルカ君はシグマー君と殴り合いの末認め合うというヤンキー漫画的展開で同盟インしてましたが、モータルレルムが平和になると暴れられなくなって「つまんなーい」とフェードアウト。カブトムシライダーのアラリエールちゃんはイイ子だったけど自分の領域の育成にしか興味なくなってフェードアウト…

その裏には混沌勢の暗躍もあったようですが、結果として同盟は崩壊。ピースフルな神々の時代は終わりを迎えていきます。

次に訪れたのが「混沌の時代」。名前からお分かりの通りかなりドイヒーな時代です。

オールド・ワールドを破壊してテンション爆アゲの〈永遠に選ばれし者〉アーケィオン君率いる混沌勢が、今度はモータルレルムを混沌祭りにしようと混沌界からまたもや参上。対するシグマー君達は喧嘩別れ中で、おのおの反抗するも今度は見事に個別撃破されていきます。独り頑張っていたシグマー君も必殺ハンマー〈ガール・マラッツ〉をアーケィオン君にパクられて無事敗走。結局、残りの領域を見捨てて自領域である〈天空の領域アズィル〉に引きこもってニート化しちゃいます。そのせいで〈天空の領域〉は何とか混沌勢の侵攻を免れましたが、代わりに残りの領域が混沌勢に超ボッコボコ。何世紀もの間、各領域は混沌勢フィーバータイムに突入し、あらゆる文明や王国が蹂躙されまくるワケです。ヤバいですね⭐︎(ぺコリーナ風)

〈生命の領域グューラン〉も、アラリエールちゃんが治める緑あふれる風光明媚ワールドだったのですが、みんな大好き腐敗神ナーグル君に目をつけられたために、あっという間に腐敗ワールドに早変わり。浄化しても浄化しても腐っていっちゃう領域を見て、アラリエールちゃんもついに浄化放棄。領域奥にある聖域にやっぱり引きこもっちゃいます。

そんな風に神様がニートになったせいで、各領域のモブ衆たちは本当にキッツい目にあってたワケですが、シグマー君は引きこもり中にスンゴイことしてたんですよ。

そのスンゴイことが結実したのが「エイジ・オブ・シグマー」の時代。つまりは「AoS」の時代。

シグマー君が引きこもり中に考えていたのは、次から次へと出てくるクセに個々のスペックも高めというチートっぽい混沌勢に勝つにはモブい連中じゃ絶対無理。じゃあこちらもチートを使うしかない…即ち混沌勢に負けないくらいのチート軍を作ればイイんじゃね?的俺ツエー作戦。そしてヒゲドワーフ神と協力して生み出したチートマンがストームキャスト・エターナル。あの金ピカマン達です。

このストキャスとは、定命の者の中で混沌勢に勇敢に立ち向かった英雄的ポジのモブが力尽き息絶える瞬間、その魂がアズィルにぴゅるんっと引き上げられ、神々の工房で鍛え直されたことで生み出された超兵士で、「対混沌怒りゲージ常時MAX状態」+「シグマー君特製の超強い装備付き」+「やられちゃっても再鍛すれば復活OK(ただし人間性減っていくよ⭐︎)」という、シグマー渾身のチートっぷり。その役割やら何やらによって「金ピカマン」「銀ピカマン」「青ピカマン」「黒ピカマン」に分かれていますが、引きこもり中にぴゅるんぴゅるんと魂を釣り上げてはピカマンを量産していき、大ピカマン軍団が出来た時点で「時はきた」と橋本真也ばりに大反攻を開始。

定命の諸領域は境界門〈レルムゲート〉と言うどこでもドアで繋がっており、そのゲートを抑えた勢力がめちゃんこ有利になるのでシグマー君もゲート奪取を狙って金ピカマンをゲートエリアに全ぶっ込み。そこで混沌蛮族マンと大激闘を繰り広げ、最終的に金ピカマンが気合いと根性で最初のゲートをゲッツ。反撃の足がかりを掴んだワケでした。。。

 

とまぁこんな感じでぶっとい物語が転がっていくのですが、今書いたことはぶっちゃけ公式サイトの設定見れば書いてあることばっかですし、趣味人的には「テメェ今頃何言ってんだ?」的基礎知識なので、ここまで読んじゃった方にはお目汚しサーセンでした。最近は諸事情でミニチュアの方を触ってないので、無理くり更新しようとした結果の大惨事でしたので勘弁して下さい。

でもやっぱ設定厨としては、こういう物語が大好きなので、これからも追いかけていきたいと思ってます。最近はどんどん不穏な雰囲気になってきてシグマー君ヤベェな感がスゴイんですが、まぁそれが『ウォーハンマー』って物語ですし、シグマー君には『40k』よりマシだなぁ…と思って懲りずに頑張って欲しいっすね。はい。