3104丁目のオタク小屋

ゲーム。プラモ。アニメ。マンガ。ウォーハンマー 。たまにその他。役に立たない1000文字系短文駄文です。

『ドラクエ』30周年オメデトだマン。

今頃になって気づいたのですが…あの国民栄誉賞RPGドラゴンクエスト』が30周年を迎えたのですねー。
FC版の初代が出てからもう30年…そりゃウチもジジイになるハズですわ。初代が発売されたのが1986年らしいので確かウチが15才の頃になるんですかねー? すでにオタクとして出来上がってクラスにろくに友達もいない暗ーい中学生活…ヤなコト思い出しちゃいましたが、まぁソレも自分で選んだ生き方なので別に良し。ただ当時はオタクに対する風当たりは超キツかったですなぁ…いやマジで。
…とまぁそんなコトは置いといて、一応ウチも初代からリアルタイムで遊んできたドラクエファンの端くれ、せっかくの機会なので各ナンバリングの思い出をテキトーに書いてみたい思います。前に『FF』でも同じような駄文書きましたしね。

ま、DQ30周年記念というコトで同じようなコトを書かれたブログはたくさんあるでしょうし、ウチのようなテキトーでふざけた駄文を読むよりはそういったハイクオリチーなブログを読まれた方が何かの役に立つとは思いますが、たまたまココを見てしまったのも何かの縁、お暇ならお付き合いいただければ幸い至極でございますわ。

ドラクエ1』(1986年 FC)

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記念すべき第一作目。日本では当時まだまだ一部のマニアのモノだった「RPG」ってヤツを一般のガキンチョの世界まで引きずり降ろしてくれた日本ゲーム史に残る名作ですねー。
ウチはその頃にはすでにかなりヒネたガキンチョだったので初めてこの『DQ1』をジャンプの記事で見た時には「ケッ!! こんなウルティマのパチモンなんかやってられっかよ!!」と独り イキガッちゃっておりました。ホント、お恥かしい話です…『ウルティマ』を遊んだコトも無かったのに。
そんなワケで発売後しばらくは遊んで無かったんですがある日衝撃の出会いが!! ソレは当時よく行っていた近所のゲーセンでの出来事。その頃の場末のゲーセンは割とイリーガルな香りがプンプンしており、テーブル筐体とファミコンが謎の魔合体した「50円で○○分ファミコンが遊べちゃうよ」的な筐体もあったんですね。で、その魔合体筐体で誰かが遊んでいるのを見ちゃったんですよ…いきなりラストの「りゅうおう」戦を。つまりは初見がラスボス戦だったんですね。
その時の衝撃たるや…「何コレ? めっちゃ凄いやん!!ウルティマとか言ってる場合じゃないやん!?」とあっさりと宗旨替え。とにかくラストの「りゅうおう」の迫力とあのBGMに完全ノックアウツでしたわ。そんなワケでなんとかカセットをゲッツして猿のようにプレイ開始。今から考えると「はなす」→「きた」コマンドや「かいだん」コマンドなんぞよくやってたモンだと思いますが当時は全く気にもならなかったですなぁ…そういうモンだと思ってましたし、何よりゲームが面白すぎたのでそんな些事はどうでも良かったんですね。
あ、あと『DQ1』で思い出したのが『ファミコン通信』に載ってた「ドラクエの主人公キャラを変更できるぞ!!」って禁断の秘技。要は切り抜いたキャラのイラストをテレビのど真ん中に貼り付けるだけという豪快かつバカな秘技。いや…秘技でも何でもないんですけど当時はそういう雑誌だったんですよ『ファミコン通信』って。懐かしくてちょい脱線。
そんなどうでもイイ思い出ばっか湧いてくる『DQ1』ですが、実際ゲームとしての完成度も超スゴかったですよねー。
家庭用ゲーム機での「RPG」というジャンルへの初めての挑戦で、当時はまだ『WIZ』や『ブラックオニキス』『ザナドゥ』といったPCでのマニア向けゲームジャンルだった「RPG」をいきなりコレだけフレンドリーかつ面白いモノに仕上げたってのはホントに凄いコトだと思いますわ。堀井雄二御大の絶妙なシナリオとセリフ回し、鳥山明御大のコミカルで親しみやすい絵柄、すぎやまこういち御大のFCとは思えない素晴らしい音楽…この3人のうち誰か1人でも欠けていたら今の日本のRPGってのは全く違うカタチになっていたかも知れませんね。そんなレジェンド3人の化学反応による奇跡のような作品…それが『DQ1』ってゲームだったような気がします。まぎれもない「マスターピース」ですね。

ドラクエ2』(1987年 FC)

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いきなり『DQ1』で1600文字くらい駄文を垂れ流してしまいましたが、ここからはササっといきますよん。
さて『DQ2』です。リアルタイムでドラクエシリーズを遊んできたヒトなら恐らく一番苦労した記憶があるナンバリングじゃないですかねー? 前作に比べて「3人パーティ」「前作の4倍以上の広大なマップ」「呪文、モンスの大幅増加」等々…質・量ともにグーンとボリュームアップ!! 事前の雑誌情報でその広大な世界マップを見て「マジ!?前作舞台のアレフガルドがこんなに小さいの?ドラクエ2の世界広すぎやん!!どうすんの?」とゲオタ仲間たちと失禁しそうなぐらい興奮してましたが、実際はそんなことよりその凶悪な難易度で失禁しかけた記憶しか残っていない一品です。とにかくゲームバランスがキツかったのなんのって…「マンドリル4匹」「ドラゴンフライ5匹」「ロンダルキアの洞窟」って単語を聞くだけでリアルタイム組はいきなりオシッコ漏らしてゲロ吐きかねない…そんなマゾゲーでもありました。ウチは遊んだことないのですがリメイク版ではその辺のバランスが再調整されてマイルドになってるみたいですね、さもありなん。…ちょっと残念ですけどね。
で、この『DQ2』まではバッテリーバックアップがなく、あの有名な「復活の呪文」システムだったワケですが『DQ2』では最長52文字…当時のクソガキどもはこの「復活の呪文」をあちこちに書き殴るも写し間違いなんぞは日常茶飯事。手元に紙が無かったためファミコンの箱に書きまくって結局どれが一番新しい呪文かわかんなくなったウチみたいなボンクラキッズの阿鼻叫喚の悲劇が多発したのも楽しい思い出です。
そんな感じでゲーム本編の難易度+クッソ長い「復活の呪文」の相乗効果のせいでとにかくキツかった記憶が強いのですが、その分達成感もハンパなくウチにとっては一番思い出に残っているナンバリングタイトルです。初めてロンダルキアへの洞窟を抜けて一面雪景色のフィールドを見た時の感動。満身創痍の状態でロンダルキア洞窟を抜けてから祠に辿りつくまでの「頼むからキラーマシンとドラゴンは出ないでくれー」という胃が痛くなるような気持ち。そして初めてシドーを倒した時に興奮しすぎて夜中に1人でガッツポーズをして横で寝ていた弟を叩き起こしたのもハッキリ覚えています。
色々ナンバリングを遊んできましたが、そこまでハッキリ覚えているのはこの『DQ2』だけ。それだけウチにとって特別なゲームってコトなんですよ…この『DQ2』は。

ドラクエ3』(1988年 FC)

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Wikiで見てびっくりしたのですが『DQ2』の1年後にはもう発売されてたんですねー『DQ3』って。今の感覚からは信じられないですけど当時はナンバリングが毎年発売されてたんですね…おそろしあ。
そんな『DQ3』ですが、『DQ2』の記憶が強すぎるせいかあんまり覚えてないんですよねー、正直なところ。もちろん発売日に買って猿のようにプレイはしたのですがどこかおぼろげな記憶なんですよ。というか…ぶっちゃけウチはあんまり好きじゃなかったんですよねー『DQ3』って。
もちろん転職システムは超オモロかったですしオルテガにはホロリときましたよ? でもあのマップが現実の世界地図と一緒っていうのがダメだったんですよ。
ウチとしてはドラクエってのは完全にファンタジーの世界であってソコに現実の世界が入ってくるのがイヤだったんですよねー。なんちゅーかドラクエ世界で「コショウ一粒黄金一粒」みたいな世界史の教科書みたいなコト言われても醒めるっていうか…まぁとにかくそんな感じでイマイチ入り込めなかったですよ。
知っての通り、「この現実の世界地図を模した世界とは別にギアナの大穴を通っていくもう一つの世界こそがウンヌンカンヌン…」ってトコがこの『DQ3』シナリオのキモだったんですが、結局ウチは最初の世界観へのもにょり具合が抜け切れずに、最後までノリきれなかった感じでしたねぇ…残念。

ドラクエ4』(1990年 FC)

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従来作とは一変、シナリオ毎に主人公がかわり最終章で勇者を中心にみんなが勢ぞろいするというオムニバス形式をとった野心作ですね。個人的には『DQ』シリーズは『FF』シリーズと違い、主人公には必要最低限の色付けしかされておらず、あくまでプレイヤーの分身ってスタンスが好きだったのでこの『DQ4』にもちょっと「うーん…」って感じでした。シナリオごとに主人公が「戦士」+ホイミンや「武闘家姫」「僧侶」「ジジイ」ってな具合に決められちゃってたのも、転職で好き勝手にできた『DQ3』と比べてちょっと窮屈な感じがしてましたし。まぁその分最終章では色々と華やかになるんですが、やっぱりシナリオごとに物語が変わり、そこでストーリーがブツ切りになる感覚は正直あんまり好みじゃなかったですね。逆にそのストーリー性や各キャラが大好きってヒトも多いみたいですが。
あと『DQ4』の特徴といえば…初の「AI」バトルの実装でしたねー。
発売前から週ジャンやゲーム専門誌を中心に「今度は仲間がAIが自動で行動するんだぞ」「仲間AIはどんどん学習して賢くなるんだぞ」等々、散々こっちの期待値を上げまくってくれてテンチョン上がってたのも懐かしい思い出。だって堀井御大も「AIはちゃんとギラとベギラマを使い分けるんですよ!!」的なコトをドヤ顔で仰ってたぐらいですもん、クソガキ勢がスゲェ超未来的ハイテクAIを想像しても仕方なし。よく考えると「ギラとベギラマの使い分け」って敵の残りHPが分かってないと無理じゃねーの? 的なAIイカサマ臭も微かに感じてましたが、まぁみんなソコは敢えて突っ込まずにレッツAI。ボス相手に必死にザラキを唱えるクリフトを見ながらAIの理想と現実ってヤツを感じたモンでした…
ちなみにこの有名なザラキクリフトですが、この『DQ4』のAIは学習型なので効かない呪文はそのうちに「効果なし」と学習し使わなくなるワケですね。つまりはラスボスも何度も戦いザラキ連発すればいずれ学習して使わなくなるってワケです。それを聞いたウチの友達ホマレ君はクリフトをパーティに入れてラスボス戦でわざと全滅、再戦をひたすら繰り返し、ある日「ウチとこのクリフト…ついにザラキ使わなくなったんスよ…」との名言を残していきました。…アホの子ですね。
あと、この『DQ4』の発売日はウチの大学入試の前日だったんですが、もちろん発売日に購入して安定の徹夜プレイ。ウチもアホの子でしたね…

ドラクエ5』(1992年 SFC

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ハードがSFCにレベルアップ、色々と超パワーアップをはたした『ドラクエ5』。親子3代に渡る壮大で素晴らしいストーリーといい、モンスターを仲間に出来る超素敵システムといいウチの中では歴代ナンバリングの中でもトップ3に入る傑作がこの『ドラクエ5』なんですね。まさに「中興の祖」的ドラクエ。マジ偉大。パパスなみに偉大。『DQ5』マジサイッキョ!!
すでにアチコチで語りつくされた感がある、物語中盤で訪れるあまりにも有名な究極の選択はウチは当然ビアンカ派。実際、当時ウチの周りでもアットーテキにビアンカ派が優勢。ていうかあのシナリオでビアンカを選ばないヤツはヒトとして間違ってると思うのですが如何なモンでしょうか? 
あとモンスターを仲間に出来るっていうシステムはホントにハマりましたねー。ドラクエシリーズの魅力の一つに鳥山御大の描かれるミリョク的なモンスターたちの存在があると思うのですが、ソイツラを仲間にして一緒に戦えるっていうんですからそりゃ興奮するなってのが無理な話なワケで…
ストーリーそっちのけでモンスターを仲間にすべくひたすらブッ倒しまくったモンです。初めてはぐれメタルが起き上がってきたときなんぞ喜びのあまり失禁しそうになりましたし。
ちなみに先ほど紹介したアホの子ホマレ君、当然ながらこの『DQ5』にも超ハマったクチで何故かいきなり「仲間になるモンスターを各4匹仲間にするまでは先に進めない」という謎の縛りプレイでスタート。毎日ひたすらモンスを倒し続け幼年期ですでにレベル40台に突入、「くさった死体の3匹目が起き上がらないスよ」という伝説級クソ名言を残しつつも最終的には全仲間モンス4匹目までゲッツして全捕獲モンスレベルマ達成という偉業を達成。そのキモいデータの入ったカセットを「コレを俺と思って…大事にして下さいよ」と頼んでもないのに一方的にウチに押し付けていきました。…やっぱりガチでアホの子でしたわ。

ドラクエ6』(1995年 SFC

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スーファミでの2作目にして、スーファミ最後となったナンバリングドラクエですね。 
『FF』もそうでしたが、どうもこのナンバリングの6あたりからウチの記憶が定かではなくなってくるんですよねー、どうやら早すぎる老化がすでに始まっていたみたいです。合掌。
で、この『DQ6』ですが…ホントに覚えてないんですよ。主人公が何者だったのかもどういった話だったのかも超おぼろげ。必死に思い出そうとしましたが、パイアップル頭と正拳突きしか思い出せませんでした。マジ合掌。…でもホントどんな話でしたっけ? 気になるなぁ。。。

ドラクエ7』(2000年 PS)

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気付けばアホなコトしか書いてないのにすでに文字数5000字超えてました。超反省。今度こそササッと行きますよ!!
そんなワケで『DQ7』です。ハードをSFCからPSに変更した色んな意味で歴史的な1作。で、内容なんですが…とにかく石版集めがメンドくさかった記憶。
2000年というコトは当時ウチはもう所帯持ちの30歳。そんなオッサンには少々ボリューミーすぎた感じがしましたねー。
確かに石版のカケラを集めるごとに新しい世界が広がっていく…というシステムは良かったですし、世界にたった一つだけしかない島から始まる物語ってのもちょっと「未来少年コナン」の「残され島」みたいな始まり方で素敵でしたよ? また、各石版世界で体験するシナリオも中々に腹にくるようなヘビーな話が多く、色々とみっちり詰まった感じがする良作RPGだったと思います。でもPSハードに移行して時代の流れのせいか、グラが3Dポリゴンに変更、建物の陰に隠れた石版を探すためにポリゴンのマップを右にグルグル左にグルグル…もうコレがキツかったんですよねぇ、ジジイには。最初のウチはそうでもなかったんですが、途中から新しい街に着くたびにグルグルするのがホントしんどかったような記憶。一応頑張ってクリアはしましたがちょっと胃もたれするようなゲームでしたねぇ…
あと『DQ7』といえば…「アゴ」。人のタネさんざん喰っといてまさかの途中離脱したあのアゴ。いまだにアゴだけは許さないよ。ウチの種返せアゴ!!

ドラクエ8』(2004年 PS2

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ハードがPS2に変更となったシリーズ8作目。実は唯一ウチが遊んでいないナンバリングドラクエなんですよ。というワケで当然書くことはなし。3DSでリメイクされたので遊んでみたいのですがなかなか…ねぇ…でも評判はイイのでいつか遊ぶ予定です。予定ですけどね。

ドラクエ9』(2009年 3DS

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遂に据え置き機から携帯機に移行しちゃったナンバリング9作目。発表時にまさかのガングロギャル妖精サンディ登場で「堀井御大ご乱心か!?」と焦りましたが、実際遊んでみるときっちりドラクエしてて一安心でした。堀井御大マジすんませんでした。
携帯機というコトでウチのようなモノグサジジイでもベッドやら床やらに寝っ転がって気軽に遊べたのが思った以上に良い感じ。歳とってくると据え置き機を起動するのってちょっと気合がいるようになってくるんですが、携帯機ならちょっとした時間でチマチマ遊べるので個人的には嬉しかったですわ。
あと携帯機になったことで「グラがー!!」などと心配? する意見もあったようですが、ウチとしては別にドラクエシリーズに美麗グラやらスカしたムービーなんぞは求めてなかったので全く問題ナッシング。逆に美麗グラでホスト顔が出てくるドラクエなんぞになった日にゃそっちの方が困るってモンですわ。そりゃもちろんグラは奇麗な方がイイでしょうけど別にそれが必須条件ってワケでもないですしねぇ。少なくとも『ドラクエ』や『ポケモン』のようなRPGにとってグラの美しさってのは本質的な面白さとは別の次元の話だとウチは思ってますしおすし。
というワケで、ウチにとってはこの『DQ9』レベルのグラでも全然OKだったワケで、この『DQ9』はけっこう長い間楽しませてもらったゲームになりました。特にどこでも持ち歩けるという携帯機の特徴を活かしたすれ違い通信による「宝の地図」交換はホントに大ブームになりましたもんねー。あと「リッカの宿屋」にすれ違った相手のキャラがちょびちょび増えていくのを見るのも楽しくてよくニヨニヨしてましたわ。とにかくすれ違いしたくて梅ヨドのすれ違い広場とか毎週通ったもんです。まぁ梅ヨドは今でも毎週行ってますが。。。
ただ残念なコトは…今となってはさすがにすれ違うコトもないでしょうし、万が一今から始めるってヒトがいたらすれ違い要素はほぼ楽しめないってコトですねー。そう考えるとこうした「すれ違い要素」みたいにブームの影響をモロに受けるギミックも痛し痒しですなぁ。個人的には大好きなギミックなんですけどね。うーん…

ドラクエ10』(2012年 Wii

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プラットフォームを再び据え置き機に戻し、ついには堀井御大の長年の夢「オンラインのドラクエ」を実現したドラクエ初のMMOゲー。それが現時点でのナンバリング最新作となるこの『DQ10』ですね。…まぁMMOが何なのかは未だに分かっていないのですがとにかくMMOらしいです。はい。
ウチはコミュ能力が低いうえに弟者から「ネトゲは日本人とバレるとブッ殺されて耳取られるオソロシイ世界やねんぞ!!」と脅されていたせいで「シッテル…ネトゲ…オソロシイトコロ…」という偏見に満ちたネトゲ未経験原住民勢だったワケでして、この『DQ10』もネトゲと聞いて直前まで遊ぶつもりは全く無かったんですよねー。でもたまたま発売日に梅ヨドに行ってゲームコーナーで流れていたPVを見たらやっぱり欲しくなって結局買っちゃったと…
そんな感じで購入したのでMMOってヤツがどんなモンなのかもわからなかったですし、この『DQ10』自体、ほとんど内容を知らずにどんなゲームかもわかっていない…そんな手さぐり状態でプレイを開始したってワケですよ。
ゲーム序盤のオフラインシナリオは「うお? 画面キレイなドラクエだぁ」と「奇麗になったいつものドラクエ」みたいな感じでノリノリプレイしてたのですが、そのオフラインシナリオが一段落、いよいよ緑の粘土族に転生しオンラインの世界にインする段階になると…「超コワイ」の一言。もう周りにいるキャラが全部ウチの耳狙ってる敵にしか見えない。気軽に話かけようものなら即カツアゲされるか耳もがれそうなプレッシャーにいきなりチビリそうになるオッサン。40過ぎのネトゲ初挑戦のオッサンには高すぎるハードルの数々。
とりあえず誰もいないところで「こんにちわ」とキーボに打ち込み独り挨拶の練習をするオッサン…挨拶練習の最中に誰かが来たらダッシュで逃げだすオッサン…もうマジ泣ける。挨拶の難易度高すぎじゃん。
でもそんなオッサンも色々頑張って、行きずりの見知らぬ人と会話をしたりパーチーを組んだりして少しずつ成長。知らない人と2人でパーチーを組んで必死にイモムシをブッ飛ばしたり、カンガルーにドクロぶつけられてブッ殺されたりしながら、何とか大都会ガタラまでたどり着くまでに。
で、そこで出会ったのが4年近く経った今でもお付き合いが続いているチムメンの方々。 
…とまぁ、その辺の話をし出すと更に数千文字はいっちゃいそうですし、『DQ10』とは関係ない話になりそうなのでここらで〆。
でもこの『DQ10』ってゲームはウチの人生を大きく変えてくれた素晴らしいゲームだと感謝しております。ホントに。


とまぁこんな感じで『DQ1』から『DQ10』までの思い出をササッと書いてみましたが、戯言のわりにはけっこうな量になってしまいましたねー。ホントはもっと書きたいコトもあるのですが、これ以上グダグダと駄文を書いてもご迷惑でしょうし、なによりもワタクシの本日の内勤終了時刻18時になったので今日はここらで終わりにさせて頂きます。

でも やっぱりドラクエってサイコーですよね。今後も堀井御大、鳥山御大、すぎやま御大がいる限りウチも遊び続けていきますよー。まぁどなたかお一人でも欠けたら遊ぶのヤメるつもりですけどね。ソレまではずっとついていきますよー。