3104丁目のオタク小屋

ゲーム。プラモ。アニメ。マンガ。ウォーハンマー 。たまにその他。役に立たない1000文字系短文駄文です。

「名作」なんて人それぞれ違うよね〜マン。

今年はホントに素晴らしい映画が多くてアチコチでも「当たり年」等々言われてますね~。素晴らしい作品が沢山上映されるのはホント嬉しい限りで、ウチなんかは観終ったあとにこの高揚感を勝手に誰かと共有したいぜ…と思って、Twitterやらのハッシュタグでサーチかけたりするんですね。よせばいいのに。

まぁそしたら当然、大絶賛のコメントだけじゃなくて、賛否両論、喧々諤々、阿鼻叫喚等々の色々なコメントが百花繚乱咲き乱れる様を見るハメになるワケで、そうしたコメントの中には「???」ってなっちゃうヤツもあるんですよね。もちろん人の感想なんぞはそれこそ十人十色、自分の意見と違ってて当たり前、好き勝手に吹き上がってもノー問題なんですが、それを差し引いてもやっぱ「???」ってなっちゃうコトもあるんですね~。

そんな感じで最近見て「ふぁ!?」ってなったのが、上映中の人気作に対して「この作品は確かに売れてるけどテーマがないから名作じゃない」「こんな映画を名作と言ってる人は失礼だけど見識が浅いとしか言いようがない」的なヘイトフルなコメント。

コメントされた方はどうやら相当な映画通のようで、色々と難しいコトもご存じで細かい分析もされちゃう系のヒトみたいでしたが、ウチなんかは「自分が名作と思ったら名作じゃないの?」と思っちゃったワケなんですね。別に深~いテーマが無くてひたすらドンパチしているだけのB級映画でも、自分が面白けりゃ自分にとっては充分名作になりえるワケで、テーマの有無というファクターは名作か否かの絶対条件ではないと思うんですよ。

クソみたいなストーリーで吐きそうになってても、たったワンシーンの素晴らしさで個人的な超名作になることもある…少なくともウチにとってはそういうモンなんです。

要するに…「名作か否か」なんて判断は、あくまでパーソナルな基準でされるコトであって、他人に強要したり他人を否定したり出来るコトじゃないと思うんですよ。だから、件のコメント主は「深いテーマを重視する俺にとっては名作ではなかった」とだけ言えば良くて、わざわざ他人に「コレを名作って…オマエラ馬鹿じゃね?」的にぶん殴りにいく必要はなかったんじゃないかなと思うんですね。だって「名作」の定義は人それぞれ違ってるし、その基になる「作品の何が好きでどこに魅力を感じるか?」って個人の感覚自体に優劣なんて無いと思いますから。多くの人がケチョンケチョンに貶す作品でもある人にとっては名作かも知れないし、その逆も然り。それだけのコトだと思うし、そこんとこに少し配慮があればイイんじゃないかなぁ…とも思うんですけど、違うのかなぁ…?(1094文字)