3104丁目のオタク小屋

ゲーム。プラモ。アニメ。マンガ。たまにその他。役に立たない短文駄文ですヨ。この世を燃やしたって一番ダメな駄文は残るですヨ!!

『君の名は。』と『クロノス・ジョウンター』だマン。

先週末に2回目の『君の名は。』レイトショーに言ってきました。流石に小説版読了済+2回目というコトもあり、初見ではアットーされ&ボットーし過ぎてワカンナかったトコロもじっくり観るコトが出来て大変満足。例えば三葉のルームウェアが途中からカッチリした感じに変わってブラも着けていたり、宮水神社の神楽舞?の最後の振り付けが二股に別れるアレを表していたり等々、1回目ではボーっと見逃していたポインツもしっかり観てきましたよん。とまぁ、ここまでが前フリ。

2回目を観て再度思ったコトなんですけど、この物語って「起こってしまった悲劇を時を超えて回避しようとする人々の物語」、即ち「時の神クロノスに抗い挑む人間の物語」だと思うんですよね。
随分とこっぱずかしい言い方をしちゃいましたが、なんでこんな言い方をしたかと言いますと、ウチが大好きな小説でまさにそういう物語があるからなんですね。ソレが梶尾真治さんの『クロノス・ジョウンター』シリーズ。この小説のハナシが今回の本題ってワケなんですよ。

著者の梶尾真治センセ、通称カジシンさんはSF小説家としてもう超大ベテランで有名高名な御方、そしてこの『クロノス・ジョウンター』シリーズも大層有名だと思うのですが、この小説が……イイんですよねぇ。ふぅ。
カジシンさんは、異なる時間に生きることになった恋人達を痛切に描いたデビュー作『美亜へ送る真珠』でも解るように、「叙情ロマンスSF」とでも言うべき作風が特に有名な作家さん。で……この『クロノス・ジョウンター』シリーズも、そのカジシンテイストが存分に発揮された名作だと思うんですよ。ウチは。

内容を超ザックリ説明しますと、人を過去に送ることが出来る物質過去放出機「クロノス・ジョウンター」と、それを使って過去へ飛ぶ人々を描いた連作短編集なのですが…コレがイイんですよ、ホントに。

ある者は愛する人を救うため。
ある者は失われた物に出会うため。
ある者は遠い昔に失った親友を救うため。

それぞれの想いを胸に主人公達はクロノスジョウンターに乗り込み時の神クロノスに挑みます。でもクロノス・ジョウンターには短時間しか目指す過去に滞在出来ず、更にその反動で元いた時間より遥か未来に弾き飛ばされてしまうという重大な欠陥があるのです。つまり、二度と元の世界に戻ってくることは出来ないワケなんですね。
しかし、それを知っても…そして自らの人生を捨ててでも…彼らは時の神に抗い、そして挑むんですよ。なんていうか『君の名は。』の物語に少〜しだけ重なる感じがしませんか?

というワケで『君の名は。』が刺さった方には、以前のエントリでオススメした『もうひとつの夏へ』同様、この『クロノス・ジョウンター』シリーズもオススメする次第です。ま、それだけの駄文なんですけどね…読んで気に入ってもらえたら嬉しいなぁ。(1165文字)
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