3104丁目のオタク小屋

ゲーム。プラモ。アニメ。マンガ。たまにその他。役に立たない短文駄文ですヨ。この世を燃やしたって一番ダメな駄文は残るですヨ!!

小説版『君の名は。』読了だマン。

映画『君の名は。』があまりにもウチの琴線に触れまくっちゃったので、監督ご自身による小説版も購入、ちゃっちゃっと読了しましたよ。ちなみに一番読みたかったスニーカー文庫の『Another Side』の方は絶賛売り切れ中で見事敗北。Kindle版に手を出すかお悩み中です。

で、読了した小説版『君の名は。』ですが、ウチの感想としては「映画のような傑作では無いけど…佳作、良作ってトコなのかな?」という、何ともビミョーな感じなんですよ。その理由は「小説単体として読むことができない」ってトコにあるんですね。
コチラの小説版も新海監督が自ら執筆されているので、当然ながら内容は映画とクリソツ。というか全く一緒です。なので、読んでいても頭の中には映画のビジュアルがバババーンと浮かび、要所要所ではRADWIMPSの歌が幻聴のように聴こえてくるってワケなんですね…マジスパークル。だから映画を観た後に読むと、どうしても映画を思い出しながら読むことになり、純粋に1冊の小説として楽しめなかったんですよ、ウチは。

まぁ映画のノベライズなので、映画を思い出し感慨に耽りながら読む……それでノー問題なのですが、余りにも映画のチカラが強烈過ぎて、小説ならではの魅力みたいなモノがちょっと乏しかったかなぁ…?ってのが率直な感想です。

でも、モチロン小説ならではのグッドポインツもありまして……それは「一人称視点」でストーリーが進んでいくというコト。
映画版は当然三人称視点で進んでいくワケですが、小説版は瀧クンと三葉チャンそれぞれの一人称視点で交互に物語が進んでいきます。ま、バービーボーイズの歌みたいなモンですね。だからそれぞれの心境が映画版より解りやすくなっています。また、宮水神社の舞や血筋の異能の謎についても補足的な説明、描写が為されていて、そちらについてもちゃんと解るようになっています。そういった意味では映画版が刺さった人ならガチマストだと思いますし、ウチも読んで良かったなぁ…と思ってます。

でもやっぱし新海監督のリリカルな部分がもう少し盛られてても良かったんじゃないかな〜とも思うワケで……そこんとこだけが個人的にはちょっとザンネンだったかな?っと。でも映画版を観て刺さったヒトなら…絶対読んだ方がイイですよん。オススメですわ。(955文字)