3104丁目のオタク小屋

ゲーム。プラモ。アニメ。マンガ。ウォーハンマー 。たまにその他。役に立たない1000文字系短文駄文です。

『カルドセプトリボルト 』スタートダッシュだマン。


カルドセプト® リボルト | ニンテンドー3DS | 任天堂
いよいよ7月7日に発売が決まった3DS用ソフト『カルドセプト・リボルト』ですが、同時に製品版に引き継ぎ可能な体験版『スタートダッシュVer.(スタダ版)』もダウンロード可能になりましたねー。
この『スタダ版』、製品版の事前ダウンロードもしくは「マイニンテンドー」でのポイント購入が可能。というワケで早速「マイニンテンドー」で500ポインツ消費してゲッツしてきましたよ。

などとノリノリで言っていますが、ウチは決して熱心なセプターってワケじゃなく一番遊んだのが初代SS版で360版は結局スルー、3DS版はシナリオ途中で放置という、どちらかというとほとんど遊んでないヘボセプター衆。このゲームの肝の対人戦も初代SS版でギャーギャー言いながら友達と遊んだくらいで見知らぬヒトとのオンライン対戦は全く経験なし。つまりは『カルドセプト』の面白さをほとんど味わっていないって感じなんですよねー。やっぱこういうボドゲは人と対戦してナンボ!!でしょうからねぇ。わかってはいるんですが…ねぇ。
そんな引きこもり初心者セプターのウチですが、新作が出ると「もういいかな?」と思いつつも懲りずに買っちゃうワケで『リボルト』もおそらく購入しちゃう予感。この手のTCG系のゲームは弱いクセに好きなんですよねー、困ったことに。カードのイラストやパラ見てニヨニヨするのが大好きなもんで。

そんなワケでダウソした『スタダ版』をちょっとだけ遊んでみたのですが、今回の『リボルト』はかなーり大胆にゲームデザインをイジってきたって感じですね。カルドセプト素人なので細かいトコまではわかりませんが、そんな素人の印象としては「ゲームの展開がずいぶん早くなったなぁ」って感じ? 個人的には『カルドセプト』は1戦が長いってイメージだったのでコレは嬉しい変更ですねー。長いといってもボドゲとしてはいたって普通のプレイ時間なのでしょうけどTCGの1マッチと比べるとどうしても長かったですからねー。人気のTCG『ハースストーン』なんかはだいたい10分くらいで1マッチ終わりますし。まぁゲーム性が異なるモノを単純にプレイ時間で比べるってのもナンセンスな話なのは百も承知ですけどね。

で、そんな『スタダ版』を数戦遊んでみて特に気になった変更点は「領地コマンド」と「ダウン状態」「いつでも相手の手札確認」ですね。
ご存じこの『カルドセプト』ってゲームは目標の魔力に達して最初にゴールしたプレイヤーが勝利するワケなんですが、そのためにはいかに高額の通行料(魔力)の領地にブッ込ませるか?がキモになるんですよね。そのために一番重要なのが「領地コマンド」で、この領地コマンドで土地のレベルを上げて通行料を高くしたり、土地の属性を替えて属性連鎖を狙ったりとまぁ色々悪さをするんですね。ただ今まではこの領地コマンドは「ぴったり城、砦に止まった」場合か「自分がそのターンに通過した自領地」にのみ使用可能だったのですが、『リボルト』ではその縛りが無くなって毎ターン全領地に対して可能になったんですよ。コレはかなり大きくゲーム性を替えたんじゃないですかねー?
一応領地コマンドは「ダウン状態」の領地には使用不可で、領地コマンド後は「ダウン状態」になるという制約はありますけど、それを差し引いてもかなりヤバい予感。たとえば「ホーリーワード」→領地コマンドで土地レベルアップの組み合わせなんかは破壊力ハンパなさそうですもんね。
でその「ダウン状態」ってのも『リボルト』からの新要素。要はTCGでの「召喚酔い」みたいなモノで、召喚直後もしくは領地コマンド後はこの「ダウン状態」になって領地コマンドが使用不可なんですよね。この「ダウン状態」が導入されたことで領地コマンドの変更とのバランスが何とか取れたんじゃないですかね? 多分ですけど。
あとは「いつでも相手の手札を確認出来る」ってのもウチにとっては大きな変更です。今までは相手ターンで一瞬だけ見れる相手の手札を覚えておく必要があったのですが、『リボルト』ではいつでも確認可能。この変更は賛否両論あるかもしれませんがウチのような記憶力が残念になってきたオッサン勢には嬉しい変更ではないでしょうか? ピチピチな若い衆には残念な変更かも知れませんけどね。
他にもデフォルトでダイスが2個だったり毎ターン少しだけ魔力が補充されたり、「エリア」が廃止されたりと様々な変更点がありますけど、概ね「ゲーム展開のスピードアップ」の方向に変更がなされていて良い感じかな?っと。

てな感じでさらに遊びやすく調整された感があるこの『リボルト』。コレならウチのような途中挫折組も遊べそうな気がしてきましたわ。
そんなワケで製品版発売まではダウソした『スタダ版』でちまちまカードでも集めておくとでもしますか。…まぁレアリティNのカードばっか集まるんですけどね。ウヒヒ。