3104丁目のオタク小屋

ゲーム。プラモ。アニメ。マンガ。ウォーハンマー 。たまにその他。役に立たない1000文字系短文駄文です。

「鉄血」第一部完!! だマン。

今更ですが、やっとこさ「鉄血」最終回?見ましたよ。
「おい、どこに着地すんのよ?」とハラハラ気分で見ておりましたが、思った以上に綺麗にソフトランディングを決めて頂き気持ちよーく最終回を見ることが出来ましたわ。半年間楽しませて頂きカンシャカンシャです。

最終回は大方のガノタの予想通りに、パツキンロリコンが紫髪の親友をブッコロ。ついでにウチがプラモ買ってきたばかりの馬キマリスさんもガラクタにされちゃって悲しいキブンにもなりましたが、まぁガンダム界ではパツキンロリコンと紫親友の相性は最悪なので致し方なし。イイ奴だったんですけどねぇ…横の人。合掌。
ついでにアインさんもロボアインになったまま、特に深みも出さずにそのまま「罪ガー」「罪ガー」のバーサク状態でさっくり退場。もうちょい鉄華団に対して、彼らの行いの意味を突き付ける存在になるかなぁっと思っていたのでちょっと残念でしたねー。あれじゃただのガイキチですじゃーん。まぁとりあえず合掌。

でもって着地点としては、正義の味方だと思っていたギャラルホルンがダメダメなのが知れ渡り、そのギャラルホルンに対して戦った鉄華団が相対的に英雄ポジになっちゃって一件落着。ロボアインの引き立て役にブッコロくらったと思われた3人も実は生きててハピーエンド、みんなで火星に帰ろうぜ!!ってトコですかねー。
おそらく鉄華団の面々的には、今が人生最高峰の輝きポインツにいらっしゃる時期で秋から始まる第二部は悲惨なトコに落ちていく未来しか見えないので、ここらで綺麗にエンディングを迎えて「俺達の居場所はまだまだこんなモンじゃねーぜ!! なぁオマエラ?」みたいな『男坂』コースでも良かったのではないでしょうか? と愚考する次第であります。

で、その秋からの第二部ですが、流れ的にはラスボス的ポジションになっちゃってるパツキンロリコンとの絡みになるんでしょうが、ぶっちゃけアイツ別に悪くないんですよねー。そりゃウチの馬キマリスをポンコツにしてくれやがりましたが、彼なりの大義、正義からの行動でそこに私心は見えないんですよね、少なくとも第一部では。主人公サイド関係なく物語の大枠で見ると、ロリコンの方が善で鉄華団はやっぱヤクザな愚連隊なんですよね。
鉄華団は周りのお膳立て通りに、革命の乙女を守る義勇軍ポジに祭り上げられちゃいましたが、彼らは底辺から抜け出そうとヤクザな運び屋稼業に精を出してただけ。子供なりに一生懸命頑張って、自分たちで目指すべきトコロにたどり着いたと思っていたのですが、結局大人達の掌の上でコロコロされてただけなのが哀しいですなぁ。
最終回での彼らの勝利は、ギャラルホルンのパツキンやテイワズのジジイ達の演出内で許された勝利で、純粋に彼らの勝利ではないと思うんすよ。まぁその大人達の掌の上で操られ、利用価値があるうちはハネムーンな感じでハッピーなんでしょうが、そのままだったら話になんないですし、第二部では鉄華団はその大人達の思惑の外側へと進んでいく気がします。
そうなった時に物語がどう転がっていくのか? そしてどこにたどり着くのか? その辺の舵取りが今から楽しみですなぁ。まぁ基本ウチはロボ好きなのでカッチョイイMSがワンサカ出てくれればソレで満足なんですけどねー。でもせっかく第一部が綺麗に着地したので、第二部も綺麗に着地して欲しいものですなぁ。あんまキッツいのは勘弁して欲しいですしおすし。ね。