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3104丁目のオタク小屋

ゲーム。プラモ。アニメ。マンガ。たまにその他。役に立たない短文駄文ですヨ。この世を燃やしたって一番ダメな駄文は残るですヨ!!

【旧駄文】『伊忍道』オススメマン。

最近、ツイッターで昔のゲームのツイートをよく見るせいか、ジジイになったせいか、 無性に昔のゲームをやりたくなるわけですわ。…いや、まぁ実際にはやらんのですけど。

で、今日限定で気になってるのが『伊忍道』なんです。
はい『伊忍道』あの名作!! みんな大好きコーエーの「リコイエイションシリーズ」の第4弾!!
ちなみに無学な僕は「リコイエイション」の意味がわかんなかったので、ググってみたら 「RE」は英語の接頭語、「KOEI」はコーエー(旧「光栄」)、「TION」は英語の名詞語尾…だそうです。 マジイミフ。

……まぁいいや。
で、その「リコイエイションゲーム」ってのは、どうやらシミュレーションゲームRPGの要素を融合したスゲーゲームのことだったらしいんですね。今でこそピンとこないかも知れませんが、当時としてはなかなかに画期的なゲームだったんですよ。多分。
まぁあの『伊忍道』にはピッタリのジャンルですねー。なんちゅーか、あのゲームに普通のRPGってジャンルは似合わないですから。 
フツーの有象無象のRPGを超越した魅力が、あのゲームにはありました。 なんていうか「尖ってる」というか「イカれてる」というか… そういう、「やっちゃった感」が満ち満ちてたゲームでした。…色んな意味で。 

とまぁ、これほどまでに大絶賛している『伊忍道』ですが、実のところウチが遊んだのは、 パチモン扱いのスーファミ版。元々のPC版ではないんですね。 
ですから、元のPC版がどんなゲームかは正直知りません。でも、このゲームは、スーファミ版に移植され『スーパー伊忍道~打倒信長~』に退化して、真の輝きを放つようになった!! と、ウチは思ってるんですよ。ええ。 

そのスーファミ版が発売されたのが1992年。今からもう20年以上前。僕が大学生の頃。 
当時、行きつけだったゲーセンの常連仲間のゲームジャンキーが中古で購入したのがきっかけ。ソイツは頭オカシイくらいにゲームが好きで、たいていのゲームは楽しんでプレーしてたんだけど、この『スーパー伊忍道』は買った三日後くらいに、「コレは…アカン…」ってギブアップ宣言。 
で、次にソイツの親友だった別のゲームバカの手に渡ったんだけど、ソイツも数日後、
「戦闘がクソすぎて、最初のダンジョンで投げた」と同じく敗北宣言。で、「一回やってみ?」と僕に回ってきたわけですわ。 

あの『未来世紀ジャーバス』を「ドラクエを超えた傑作!!」と楽しんでプレイしたゲームキチガイが揃って「クソすぎる」と言うゲーム、そりゃ興味が湧くってもんです。速攻プレイしましたよ。ええ。

ゲームの内容をざっくり説明すると「信長に滅ぼされた忍者の生き残りが、諸国を回り術とかを覚えながら仲間を集めて、最後に信長をブッ飛ばす!!」っていう、まぁよくあるRPGです。
しかし、そこは「リコイエイションゲーム」!! ただのRPGだけではなく、シミュレーションゲーム要素もぶっこんでるわけで… 

要は… 
①信長は近江の国の安土城にいるんだけど、近江の国へは関所があり入れない。
②関所を破るためには仕える大名が合戦で信長に勝たなきゃダメ。 
③合戦してもらうためには、大名に仕えて進言しなきゃダメ。 
④大名に進言するためには、合戦や諜報で大名の役に立たなきゃダメ。 
⑤そのためにはレベル上げなきゃダメ。 

…ってな感じで『信長の野望』ちっくなシミュ要素を豪快にぶっこんだワケです。 
これぞ「リコイエイションゲーム」!! いやぁ燃えますなぁ。

まぁそんなわけで実際にプレイした訳ですよ。……いや、20年以上前の話ですが。 
プレイしてみた感想…というか記憶ですが、なんちゅーか…さすがはリコイエイションですね。そこかしこに、独自の鈍い輝きを放つ要素がちりばめられて、それらが混然一体と化して、まさにキメラのような存在感を醸し出しちゃってました。 
いかにこのゲームがイカしてるか、20年前の適当な記憶をもとにザザッと書いてみると… 

●シナリオ
時代を先取りしすぎた「マルチシナリオ」を実装!!
最初の洞窟を出た時に、本能寺から脱出してきた信長を見かけるイベントが発生し、イベントグラフィックが表示されるのですが、通常は包帯を巻いた信長なんだけど、たまに当たりの「怪しいオーラを纏った信長」が登場!! 
当たりを引くと、無理やり「バテレン妖術師編」(仮称、正式名称不明)に突入し、雑魚敵にやたらと強いバテレン軍団が混ざったり、ラスボスがちょいと変わったりと微妙にツラくなりいいことなし。…当たりなのに。
あと、普通はこういった隠しシナリオは、一週目クリアとか、特別は条件をクリアするとかあるんだけど『伊忍道』はどっちのシナリオになるかは完全ランダム。ここがリコエイション!!

●戦闘 
とにかくクソだった記憶が… 
ツライ記憶が封印されているせいか、ほとんど覚えていません。
メッセージ表示速度から戦闘時の移動まで、とにかく何から何までテンポが悪かった記憶…敵が3匹も出ると軽く拷問。最初の戦闘で投げても…致し方なし。だってリコエイション。

●仲間 
個人的に一番このゲームで気に入っていたのがこの「仲間」のシステム。ここは気合入れて褒めますよー。
このゲームは、通常のRPGのように決まった仲間がイベントでパーティに加わるのではなく、風魔忍者や甲賀忍者、武士、坊さんといった連中を自分で勧誘して仲間にするワケです。しかしそこはコーエー、当然歴史上の人物がじゃぶじゃぶ出てくる大盤振る舞い。
ご存じ前田慶次柳生石舟斎服部半蔵といったイカス連中と自分だけのお気に入りパーティーを組み、信長をブッ飛ばしにいく。うん、燃えますねぇ。
ちなみに、職業はコーエーのこだわりなのか、「武士」「剣術家」「浪人」とか「僧兵」「僧侶」「山伏」みたいにやたらと細かく分けられてて、正直訳わかんないです。いやホント。僧兵と僧侶を分けるトコに意味があるのかとか、「前田慶次は絶対浪人な!!」とか、コーエー的には譲れんトコロだったんですかねぇ? さすがはコウ・シブサワ軍団。妥協なし。
あと、コイツラを仲間にするには、宿屋とかで出会ったときに酒を奢ったりして、チマチマ好感度を上げなきゃダメなんですが、たまに話かけただけで襲い掛かってきたりしてマジ戦国ヤバい。
逆にチマチマ好感度上げるのめんどくさかったら、戦闘でブッ飛ばして実力を見せつけ、強制的に仲間にすることも出来るのですが、実力を見せつけ過ぎると、たまに死にます。でもって死んだらもうソイツは出てきません。つまり、二度と仲間に出来ないって寸法。ここでも発揮されるコウ・シブサワのリコエイション魂。正直迷惑。

●シミュ要素と合戦
上にもちょこっと書きましたが、このゲームのリコエイション的ポインツはやっぱココですね。これがないとただのRPGリコエイションゲームにはならんワケです。
信長の野望」シリーズで存分に培ったシミュレーションの要素をRPG要素に禁断の魔合成。
主人公のレベルが上がると選んだ大名の城に出入り出来るようになって、ショボイ仕事ができるようになるんですね。他国への偵察とか工作とかね。一応ニンジャですし。
で、そのショボイ仕事を成功させていくと、どんどん矢沢の永ちゃんなみに成り上がっていって、そのうち合戦に駆り出されるようになるワケですよ。
でもって、お約束のヘクス画面のシミュレーションバトル開始。リコエイションスタート!!
そこでバリバリ活躍すると、大名様にお褒めの言葉を頂いて信頼度がぐーんとアップ。
最後には大名をそそのかして、信長の近江の国へ攻め込ませちゃったり出来ちゃうんですよ。というか攻めこまないとラストダンジョンでもある安土城には一生入れません。つら。
ちなみに、僕は徳川で信長軍ブッ飛ばしたワケですが、この史実を無視する醍醐味がエエんですなぁ。

…とまぁ、こんな感じなんですわ。

でもどうです? めっちゃリコエイションで面白そうでしょ? いや、実際面白いし。
まぁ20年以上前の記憶だけで、テキトーに書いてるから、かなり嘘も混じってると思うけど、だいたいはこんな感じだったんじゃないですかねぇ? 何だかんだで楽しんでラストまではやったし。

コーエーっては、今でこそ「はいはい、ムソームソー。どうせ無双でしょ?」って言われてるけど、こういうロケンロールに尖ったゲームもブイブイ出してたんですよ。昔は。
ここらでひとつ、コーエーさんには「リコエイションゲーム」シリーズの新作でもパァーっと出して、風流して欲しいもんですな。『伊忍道』の新作とかさ。
んでもって「ミリオン」三唱とか、そういうの、いいと思うんだけどなぁ。
ダメかなぁ…ミリオン…